非加熱でできる薬膳料理

非加熱でできる薬膳料理

非加熱でできる薬膳料理

薬膳食材のひとつである「クコの実」は、スーパーフードとも言われるほどの栄養素が豊富に含まれています。

 

ビタミン類をはじめとし、ミネラル、鉄分、プロテイン、カリウム、カルシウム、食物繊維、亜鉛、セレン、ルチン、アルギニンなどまだまだ豊富な栄養素が含まれています。

 

そのため多くの効能や効果を期待できます。

 

たとえば美肌・美白効果、アンチエイジング効果、体質改善、滋養強壮効果、疲労回復、貧血改善、血行促進、ダイエット、肝機能の活性化、ホルモンバランスの正常化などを期待することができます。

 

しかし、加熱しているものはその栄養素を壊してしまうので、非加熱のものを購入し、非加熱で摂りいれることが大切です。

 

「クコの実」の使い方とは?

クコの実は過熱をすると栄養素が壊れてしまうデメリットがありますが、非加熱でおいしく摂取するするにはどうしたら良いでしょうか?

 

それは、クコの実は酸味と苦みがある食材なのですが、そのまま食べてもおいしくいただけるでしょう。

 

また、他の方法として、お酒につけてクコ酒として楽しむこともできます。またクコの実をりんご酢とはちみつに漬け、2日間程度寝かせてクコ酢漬けとして食べるという方法もあります。

 

クコ酢漬けは老眼の予防や疲れ目など、目の症状の改善に効果を得ることも知られています。さらにクコの実をスムージーに入れたり、サラダのトッピングにのせたりするのも良いでしょう。

 

食材をすりおろして薬膳料理

食材をすりおろしてそのまま摂取することもできます。たとえばレンコンは、過熱する場合と非加熱の場合ではその効能が変化します。

 

非加熱で薬膳する場合は、レンコンをすりおろして、そのすりおろして汁を湯呑み1杯程度飲むことで、止血効果や咳止め効果を得るとされています。もし飲みづらいと感じるのであれば、ぬるま湯で割ってしょうがとはちみつを加えると、相乗効果で更なる効果を期待できます

 

まとめ

薬膳で使用する食材によっては過熱をすることで栄養素が壊れてしまうものや、加熱と非加熱では異なる薬効や効能を得ることができるものなど、各食材が異なった性質をもっています

 

そのため、非加熱で料理する方が効果を得ることができる食材の場合は、非加熱で摂取するようにしましょう。その代表的な薬膳食材としてクコの実があります。スーパーフードとしても知られているクコの実は過熱してしまうと、何の効果も得ることができません

 

これを踏まえ、非加熱で料理をしその効果を十分に得るようにしましょう。

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