普段の食事で予防できる病気

バランスの摂れた食事が大切!

普段の食事で予防できる病気

忙しい生活を送っている現代人の中には朝食をとらなかったり、加工食品やファーストフードなどを摂る傾向が増えているようです。またダイエットのために食事に制限をしている人も少なくありません。

 

そのため、健康への影響が心配されています。このような食生活を続けていると、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症、脂質異常症、脳卒中、痛風などの生活習慣病のリスクを高めることになります。つまり、偏った栄養や食生活が病気の原因となっています。

 

栄養素を補うためにサプリメントを服用する人もいますが、やはり食事から必要な栄養素を摂るに越したことはありません。では病気を予防するにはどのようなものを食べると良いでしょうか?

 

未病は食事で予防する薬膳

薬膳では食事から病気を予防する、という考え方が基本となっています。病気にかかってから治すよりも、まだかかっていない病気を予測して予防することです。豊富な種類の食材を栄養バランスを摂りながら摂取することで、健康を増進させ、病気にかかりにくい身体へと作り上げていくことができます。

 

わたしたちが毎日食べている食事を原料とし髪の毛、爪、肌、涙と身体すべてが作られていきます。つまり、食べているものが個々の体質を作っていきます。

 

そのため、薬膳の考えのように、自分の体質を見極め、食材の性質を理解し、季節の旬の食材を食べることで病気にかかりにくい健康な体を手にすることができます。

 

未病を治し予防する薬膳

上記でも見たように薬膳は未病を予防することができますが、未病を治すこともできます。そもそも未病とは、病気ではないけれど体調がイマイチ・・といった状態のことで、検査では異常がなくても自覚症状があることをさします。

 

つまり、未病は何かしらの病気のサインであると言われています。その症状に効果のある食材を薬膳として活用することで、大きな病気へとつながる前に治すことができます。なので普段の食事で自分の体調に合った食材を摂りいれることで病気を予防していくようにしましょう。

 

まとめ

普段の食事で自分の体調に合った食材や旬の食材を摂りいれて、薬膳として活用することで、まだかかっていない病気を予測して予防、または治すことができます。私たちが毎日口にする食事が私たちの身体を作り上げていきます。

 

ですから、栄養バランスが整った豊富な食材から薬膳料理を作り、食することで健康を増進させ、病気にかかりにくい体質を手にすることができます。

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