子どもでも食べられる薬膳料理の作り方

子どもでも食べられる「薬膳カレー」の作り方!

子どもでも食べられる薬膳料理の作り方

子どもでも市販のカレールーを使わずに薬膳スパイスで作るヘルシーカレーをおいしく、そして安心して食べることができます。ではさっそくその作り方を見てみましょう。

 

材料

たまねぎ、にんじん、なす、ごぼう、しいたけ、鶏もも肉、鶏むね肉、カレー粉缶、こしょう、にんにく、しょうが、甜菜糖、トマト缶、オイスターソース、鶏がらスープ、スパイス、ドライハーブ(バジル、タイム、オレガノ、ローズマリーなど)

 

作り方
  1. 野菜と肉は食べやすい大きさにカットします。玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。
  2. ボウルに鶏肉を入れて塩、コショウ、ハーブでなじませます。
  3. 冷たい状態の鍋にオリーブオイルとにんにくを入れてとろ火で温めていきます。
  4. お肉を半量、強火で焼いて、焦げ目がついたら取り出します。
  5. 鍋に残りの肉と野菜を入れ、4の肉を加えます。そしてハーブ類と鶏がらスープ、すりおろしたしょうが、トマト缶、トマト缶1杯分の水を加えて煮込みます。
  6. 約1時間煮込み、水分が減ってきたら水を加えます。
  7. 塩、こしょう、甜菜糖、オイスターソースなどの調味料で味を整え、カレー粉を入れて5分煮込みます。
  8. ひと煮たちしたら、味を整えて完成です。

 

※甘みが欲しい場合には、すりおろしりんごを7の段階で加えます。

 

子どもが風邪をひいたら「薬膳うどん」

風邪をひくと食欲が落ちています。そんなときにはのど越しが良い薬膳うどんを作ると良いでしょう。その作り方は、いつもの素うどんに薬膳薬味をトッピングするだけで完成です。薬膳薬味としてネギがあります。

 

ネギは天然の風薬と言われるほどの食材で、食欲増進、消化促進、解熱作用、殺菌作用などの効果があります。また漢方でも使用されている生姜を加えることもできます。

 

生姜には新陣代謝を高めたり、解毒作用、発汗作用などがあります。さらに大根も食欲増進、消化促進、解熱作用などがあるのでおススメです。

 

子どもは薬よりも薬膳!

子どもはよく体調を崩すものですが、その度に薬を与えるよりも薬膳で体力を回復させる方が身体にはやさしいです。たとえば咳が止まらないときは、れんこんをすりおろして、お湯とはちみつを加えて飲むだけで薬膳効果を得ることができます。

 

体調に合った食材で薬膳料理を作ることで、子どもでも薬効や効能を得ることができます

 

まとめ

薬膳は子どもでもおいしく食べることができます。また風邪などの体調を崩している時に、その症状にあった効能がある食材を料理に加えることで、薬要らずで症状を和らげることができます。

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